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猪熊夜離 from fanbox
猪熊夜離

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美少年メイドの奏者

リクエストいただいた物の公開ぶんに奴隷宣言からのロストバージンを追加しました。男の娘受け。


 王月《おうづき》の唇が胸元に落ちてきて、奏《そう》は「んひゅっ」と声が漏れてしまう。胸元のリボンを外し、ボタンを開けたメイド服の中に顔を入れ、王月は奏の肌を味わうように何度もキスを落とす。奏は羞恥から手足をバタつかせ逃げようとするが、体格で勝る王月に両手首を掴まれ、のし掛かられては敵わない。残忍な捕食者と化した王月は弱々しい抵抗に酷薄な笑みを浮かべ、奏の胸をちゅーっと吸う。ピリッとした痛みが走って吸われた部分が赤くなる。彼の唇が触れるたび奏の心拍数は上がった。

「ぷっくり立ち上がって私を誘っているようだ」

 そう言って王月が奏の乳首に唇を落とす。

「っい、やめ……!」

 奏の乳首が王月の口に含まれる。吸い付きながら舌先で転がし、淡い乳輪の輪郭もぬるつく肉で丹念になぞられる。平らな胸を左右に移動しながら王月は奏の両乳首を可愛がった。触られているのは胸なのに腰が熱くなる。

「ぁ、ぁあうッ……も、ダメぇ……」

 スカートの中で肉塊が膨らむのを我慢できない。美少女にはないはずの器官が鎌首をもたげる。布地を押し上げて自己主張し始めた奏の肉茎に王月が目を留めた。

「伝説の美少女かなで。その正体が男の子だと知ったときは驚いたが」

 奏は両手首を頭上でまとめられる。

「やめろ! やだ、放せ!」

 奏の反抗を王月は左手一本で制してしまう。同学年の男子の中でも小柄で、女顔も相まって女子扱いされる奏の力では、成人男性の腕力に太刀打ちできない。己の無力さに歯噛みして涙を浮かべる奏は、内ももを撫でられる感触に身を固くした。

 王月の空いた右手が奏の脚を撫で擦る。最初は太ももを堪能していた手が徐々に上へずらされ、付け根の際まで侵入した。

「男の子だからこそ隠せない、気持ちよくなってる証拠をこの手に掴むのも悪くない」

 王月の手が奏の下半身に伸びる。大きな手に勃起をくるまれ、奏の腰が浮いた。自分で扱いた経験はあるが、他人に握られたのは初めてだ。

「やだ、やだ」

「あきらめなさい、奏くん。自らここへ来たということは、こうされたかったんだろう?」

 王月の手が奏の欲望を引き出さんと動き出す。滑りが悪い状態で無理に擦っても気持ちよくないのは男も女も一緒。性急に扱きだすことはせず、王月は中指で丁寧に奏の裏筋をなぞる。

「ぁ……や、め、あぁ、ん」

「男同士だから分かる濡らし方というのもあるのさ」

 濡れる、という言葉に女扱いするなと反論したくなるが、いまの奏は濡れるとしか表現できないのも事実。裏筋を攻められ、五指で包み込むように亀頭を愛撫され、陰嚢を王月の手のひらに転がされて先走りの汁が漏れ出す。その間も乳首は舐られ続けた。

 王月は磯臭い液体を手で奏の全体にまぶしていく。最初よりも滑りがよくなったころを見計らい肉竿を握った。

「ひァっ、ああ、ンぅ、も、やめッ」

 王月の手が奏の欲望を握ったまま上下に動く。包皮がカウパー液を巻き込んでくちゅくちゅと音を立てる。

「奏くんは濡れやすい体質なんだね。女の子だったらいまごろお漏らししたように潮を吹いてたのかな。それが見られないのは少し残念だよ」

「や、やだ、や、ぃやだ、ひ、ぁう、や、ああああぁッ」

「そんなに腰をもぞもぞさせて……いやらしい。最高に可愛いよ奏くん。切ないだろう。ほらペースを上げよう。思いっきりイカせてあげるからね」

 言葉どおり王月の手戯がワンテンポ早くなる。水音は間断なく鳴り続け、腰全体がじんじんして射精への準備を進める。こいつ上手い。いままでしてきたオナニーなんか目じゃない。やばい、本当にイカされる。こいつの手で、女の子みたいに潮吹きさせられる。それをしたら俺は本当に戻れなくなる。奏の眼前に奈落の入り口がぽっかり開いた。

「はっ、は、はっ……ん! や、やめろぉ!」

「口の利き方がなってないメイドだな。それも奏くんの個性として尊重したいが、私の性奴隷《ペット》になるからには従順に躾けてもやりたい。悩ましい問題だよ」

 ふっと奏の両手を拘束していた王月の手から力が抜ける。チャンス! この隙に逃げ出そう。

 奏は両手に力を込めてベッドの上で這いずろうとする。

「どこへ行こうというのかね」

 だが王月の両手が奏の腰を抱え込んで逃さない。

「もう仕上げに入ってるんだ。最後まで付き合ってもらうよ」

 王月がメイド服のスカートに潜り込む。インターネットのエッチな動画で見たことある。女の人のアソコを舐める行為。クンニ。画面の中の女の人は気持ちよさそうにしていた。だけど俺は男なのに。まさかと思う間もなく王月が奏の性器を頬張った。

「ばっ! やめろ変態……男同士で、そんな……あっ♡ あっ♡」

 手とは違う生暖かい接触。他人の体温を感じる淫らな行為。奏は朱に染まった顔を手で覆う。王月の舌が奏の裏筋を舐め上げる。指で触れられるよりも感じる。股間で生まれた快感が脳天まで疾走って弾けた。過去最高に勃起していたイチモツがさらに硬くなる。この上があるのかと戸惑う奏の性器を王月は口の中で転がす。飴玉をしゃぶるように弄ばれて腰が浮いた。

「やあっ……やめ……やめろ! お、俺……そんなっ、あぁっ」

 王月は「自分の性奴隷《ペット》になれ」と言った。それは奏が一方的に蹂躙される側に回るものと思っていた。ここまで丁寧に抱かれるとは予想だにしていなかった。

 ダメなのに……。こんなやつで感じたらダメなのに、俺の身体……ビクビクって止まらない。

「素晴らしいよ奏くん。君のものを舐めているだけで私のも勃ってしまった」

 身体を起こした王月が自分のイチモツを見せつける。奏の倍はあろうかという巨大なモノが、自分の手と舌で喘ぐ美少年を犯したくて勃ち上がる。天を突かんとする威容は禍々しく、夢見心地で愛撫を受けていた奏も一瞬で現実に引き戻される。

「ひぃっ……!」

「怯えないでくれよ。今日はまだこれを使うときじゃない。ちゃんと入り口を慣らしてからじゃないとね」

 王月の手が奏のアヌスに伸びる。つぷりと中指の第一関節まで挿れられた。

「んぅぅっ!」

「契約は一週間あるんだ。じっくり広げて最終日には犯し尽くしてあげるよ」

 王月の指が中で動き回る。内部構造を探るような手付きに嫌悪感が滲んだ。気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。そんな汚いところ触るなんて気持ち悪い。だが物は考えよう。あのまま性器への愛撫を続けていたら自分は呆気なくイカされていただろう。その点この行為には不快感しかない。王月が無駄なことに血道を上げている間に頭を冷やす。身体の火照りを沈めろ。大丈夫、俺は男だ。後ろの穴を弄られて気持ちよくなったりしない。チンポを触られて気持ちよくなってしまうのは、謂わば生理現象だから仕方ない。しかし肛門はない。絶対にない。

「何を考えているのかな」

 内部で蠢いていた王月の指が止まる。

「残念だったな。こんなの気持ち悪いだけだ。何も感じねえよ!」

「そうかい? それは困ったな」王月は少しも困ってなさそうに言う。「それじゃ、ここをこうしても無駄かな」

 王月の指が深く差し込まれ、少し奥まった場所のしこりを強く押した。未知の快感が生まれて腰から力が抜ける。

「いあっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あ! やっ、やめっ!」

 奏の困惑を余所に王月は捉えた弱点を重点的に擦る。ただただ最初は驚いた奏も続けられるうち、それがキモチイイ感覚なのだと理解した。王月の指がそこを押し上げる。そのたびに奏は甘い声を漏らす。ポイントをずらそうと腰を揺する。指は吸い付いたように離れない。

「だいたい分かったよ、奏くんのナカの造り」

 王月が指を二本に増やす。初めての異物を受け入れたばかりのアヌスが限界まで広げられる。苦しいはずなのに勃起は萎えるどころか自己最高の硬度を更新した。腰が何度も跳ねてカウパー液で濡れたイチモツが揺れる。

「んあッ……や、やめ……や、やめろぉ……」

 全身が熱くなる。止めなきゃいけないのに変な声が止まらない。王月を悦ばせてしまう。初めてされることに何がなんだか分からないまま、身体だけが心を置き去りにして出来上がっていく。

「そろそろ限界のようだ。こっちも触ってあげるから可愛いイキ顔を見せてくれ」

 王月が反対の手を奏のペニスに伸ばした。射精寸前まで追い詰められた状態での挟撃。あっさり奏の勃起が白濁液を吹く。

「んうぅ――――ッ、ふッ、ふッ、んくぅッ!!」

 先端を包み込むように握る王月の手の中に射精しながら、奏は身を震わせた。



 多様な業界で成功を収め政財界に広く顔が利く王月グループ。華麗なる一族に連なる王月尊《おうづきみこと》と一介の高校生に過ぎない神楽奏《かぐらそう》の人生は普通なら交わるはずがなかった。二人を引き合わせたのは奏の両親が作った借金だった。喫茶店を経営していた神楽夫妻は、商才のなさと行き当たりばったりの追加借り入れで借金を膨らませ、返済できない額の負債を抱えてしまう。

 ヤミ金融にも手を出していた神楽夫妻の前に現れたのが王月だった。もともと大規模な商業ビル建設のため喫茶店の土地を狙っていた彼は、特別な条件を飲むことと引き換えに八千万円以上あった神楽家の借金を肩代わりした。

 王月が提示した特別な条件とは――奏の所有権を彼が独占すること。

 奏は姉の初《うい》にプロデュースされ、小学生時代に『謎の美少女かなで』としてインターネット上で活動していた過去がある。王月は当時からかなでのファンだった。忽然と姿を消した彼女を捜し求めていた。やっと見つけたかなでは、美少女ではなく美少年だったが、美しければ性別にこだわらない王月は奏の家庭の事情につけ込んで手込めにしようとした。

 王月に壁際まで追い詰められ、壁ドンでファーストキスを奪われそうになったとき、颯爽と奏の前に初が現れる。アメリカで経営を学んだ彼女は『謎の美少女かなで』を復活させ、店をメイド喫茶に改装して借金返済のプランを王月に示す。王月は戯れに初の提案を受け入れ開業に必要な五百万円も追加融資した。

 かくして、利子込みで一億円に膨らんだ借金を返すため、奏は封印していた女装を再開する。借金返済の手段だったはずのそれが自分の精神に作用するなど、奏は考えもしなかった。

 一億円返済のため、かなでが奏だと知人に気づかせないため、女の子の振りをしているうち、男らしさにこだわってきた心の強ばりが解けていくのを感じた。

 かなで時代は何も分からないまま姉の言うことに従っていた。後にネット上での活動に気づいたクラスメイトから虐められ、二度と女装なんてするもんか、俺は男らしく生きるんだと気を張ってきた。スカートが似合う男にはなりたくない。背が低くて女顔のぶん振る舞いは男らしくするんだ。

 行動を変えることによって抑え付けてきた心が、行動を変えることによって解放される。

 男の視線に晒されることで自分の心が浮き立つのを感じた。まさか、どうして、そんなはずはないと思いながらも、可愛いと言われて胸が高鳴る。そのうち奏は王月に壁ドンされたときのことを頻繁に思い出すようになった。お前が欲しいと至近距離で見つめてくる男の欲望にギラついた眼。不快で恐ろしかったはずの視線が奏の心を熱くする。

「そんなはずない! 何かの間違いだ」

 決して受け入れられない生まれたばかりの感情。それを否定するために奏は自ら王月のもとへ出向いた。この男を前にしても何ともない。彼に触れられるくらい平気だ。俺は男なんだ。それを証明するために敢えて自ら死地に飛び込んだ。

「一週間」と王月は言った。「一週間だけ見習いメイドとして私に尽くしてくれ。契約を延長するかは一週間後にお互いの合意で決めよう」

「俺がやっぱり嫌だと言ったら」

「ご自由に。メイド喫茶で客に愛想を振りまいて稼いでくれ」

 王月は眼鏡の位置を直しながら鼻で笑った。「かなでの力でもメイド喫茶で一億完済は無理だと思うがね」

 王月の屋敷で彼専属メイドとして働いたぶんの給料は、返済額から差し引くと言われた。提示された金額に目の玉が飛び出た。高校生がバイトで稼ごうと思ったら一日二十時間労働でも足りないだろう。

 こうして奏のメイド試用期間が始まった。



 初日から無様にイカされた奏は二日めも王月の愛撫で開発される。三日めに王月は自分のを咥えるよう奏に命令した。

「やり方は自分の身体で覚えたろう? 何度も気持ちよさそうにしてたじゃないか」

 安い挑発に乗って奏は王月の股ぐらに顔を埋める。だが至近距離で目にした彼のペニスは巨大で、太く、硬く、恐ろしいものだった。怖じ気づいた奏は泣いて逃げ出したくなるが、王月は許してくれない。首根っこを掴まれて口の中に捻じ込んできた。

「んぁ! む、ぐぅ……んんんんんッ!」

 初フェラが強引なイラマチオ。奏は噎せて吐き出そうとするが王月の手が止める。トラウマになっても不思議ではない体験だが、次第に奏の身体は乱暴に使われることを受け入れ始める。

 自分がしてもらったときのように口内で肉棒を転がす。奏の小さい口では巨根を扱いきれず、ただ舌をまとわりつかせるだけになってしまったが、それでも王月は恍惚の表情で射精した。

 四日めに王月は道具を持ち出した。ピンク色のカプセルに見えるそれを奏はエッチな動画で見たことあった。ピンクローター。ぶるぶる震える振動が気持ちいい大人のおもちゃ。潤滑液を塗した奏のアヌスに王月がピンクローターを埋め込む。

「んっ! んんぅっ! これっ、あっ……ダメだ……こんなのぉ……いひぃぃいぃ」

 人の身では生み出せない小刻みな振動。人体に快感を与えるためだけに開発された道具が初心《うぶ》な肉体を犯す。骨にまで響く振動で奏のアヌスがキュッと締まる。締まったぶんだけローターの存在を強く感じる。

「あっ、あっ、あっ、やぁっ……やめぇ……止めろ……止め……てぇ」

 五日めには男根を模した電動バイブが使われた。三六〇度回転しながら直腸を犯す性玩具を締めつけ、奏は涙を流しながらよがり狂う。

 六日め。前日よりもサイズアップしたバイブを挿れられる。骨盤ごとアヌスを拡張される息苦しさ、肉が押し広げられる激痛に耐える。王月の手で何度も達した奏は助けを求めて彼にしがみつく。

 七日め。契約最終日。シックスナインでお互いの性器を頬張り合う。初めてのときに感じた嫌悪感はない。自分の口で気持ちよくなった彼が射精することに悦びさえ見出す。

「今日で一週間。最終日だがどうするのかね」

 王月は奏のアヌスを指でほじりながら聞いた。

「――――ッ! カッ……はっ」

 顔に施された大量の精液パックを拭う力もなく、身を投げ出して為すがままになっている奏の窄まりを指が出入りする。初日は一本でもキツかったが時間を掛けて解され指三本まで飲み込めるようになった。王月は複雑に指を絡ませて腸壁を掻きむしったかと思いきや、内側から押し広げるように指を開いていく。

「あぅッ、あッ、い、い、イイ、です……」

 前立腺でしか感じられなかった一週間前が嘘のようにどこを触られても啼いてしまう。反抗的だった奏を従順な性奴隷《ペット》に躾けた王月の顔に喜悦の笑みが浮かぶ。

「帰りたいなら今日で辞めてくれても構わないよ。何なら借金も帳消しにしてあげていい。一週間よく尽くしてくれたからね」

 王月の甘い囁きが耳朶を打つ。お金のためだからという言い訳は先回りして潰された。

「残ります。ここで雇ってください」

「本当にいいんだね。試用期間が終わったら一生有効な奴隷契約だ。オプトアウト《途中破棄》条項なしの永久就職してしまうんだよ」

「なりますッ! 俺、王月さんの性奴隷になります。ならせてください」

 言ってしまった。絶対それだけは言わないつもりで来た言葉を。言い訳しようもない大声での隷属宣言。己の発言に被虐心をそそられた奏の穴がキュッと締まる。

「私の性奴隷になるということは、私の全てを受け入れるということだ。その覚悟はあるのかね」

 問いかけられて奏は王月と目を合わせる。あぁ、この目だ。あの日、壁ドンされながら感じた男の欲望。強く求められる感覚。あのときは恐ろしかったはずなのに、いまは嫌じゃないと感じている。俺、この人に抱かれたがっている。王月の物にしてもらいたがっている。下腹部が切なく啼いた。存在しないはずの子宮が疼く。

「ください。王月さんのおチンポ、俺にください」

「契約成立だ奏くん」

 王月は奏のナカから指を引き抜くと、新人性奴隷の膝裏に手を当てて脚を持ち上げる。

「自分で持っているんだ。開いて。よく入り口が見えるようにね」

 自分で膝を抱えて菊の窄まりを晒す。可愛いサイズのおちんちんがピンと立っているところも、指でくつろげられたアヌスが口寂しく開いているところも丸見え。こんな格好で犯されるのを待ってるなんて、変態じゃないかと羞恥に身を震わせるが抱えた膝は下ろせない。

 コンドームを装着した王月が奏ににじり寄る。欲望の切っ先がその大きさを見せつけるかの如く、ゆっくり挿れられる。

「あ、あ、はひぃっ! おっき……ぃッ!」

 大きさだけなら昨日のバイブも同じくらいあった。だが生身のペニスは機械が持たない温かみ、鉄芯を柔らかい肉が包む二層構造、微細な凹凸が違っていた。挿入の衝撃覚めやらぬうちに、ずんっと王月の腰が奥まで打ち込まれる。

「ひぅッ! ンぅッ!」

 力強い抽送で驚きに目を丸くする奏。身体を上下に揺さぶられながら王月の顔が近づいてくるのを見る。悔しいが整った顔立ちだ。度を越した変態性で台無しになっているが、一億を小銭のように扱える財力と優れた容姿に均整の取れた体格を持つ優良物件。その気になれば男でも女でも落とし放題の彼が、俺だけに欲望を向けてぶつけている。それだけの価値が自分にはあるのだと自尊心が満たされる。

 王月の顔が奏の胸に落ちて乳首を口に含む。初日に受けた愛撫を思い出して会陰部に力が入った。

「ひッ! ひっ! ひっ! あっ、ンぅ! ちくびかじられたらぁ!」

「齧られたらどうなる? 声に出して言ってみてくれたまえ。ただし奏くんのナカに入っているものはチンポ、私のチンポを受けれている部分はケツマンコで頼むよ」

「ケツマンコ……乳首齧られたら気持ちよくて……おれのけちゅまんこしまぅ……おおきいチンポいれられたけちゅまんこしまってひもひぃぃ」

「チンポでケツマンコほじられるのは好きになれそうかい」

「しゅきぃ! けちゅまんこズボズボされるのらいしゅきぃ!」

 王月の腰の動きが加速する。激しくなる抽送に奏は嬌声以外の言葉を発することさえ許してもらえない。

「あっ、しょこ……しょこしゃわったら……いましゃわられたらでる!」

 王月の手が奏の肉茎に触れる。フィニッシュに向かって腰を動かしながら同じリズムで扱く。

「あぁぁ…い…イく……」

 か細く啼いた奏のアヌスが強烈に締まり、性器から白濁液が噴き上がった。遅れて王月のペニスも射精する。極薄の避妊具越しにナカで出され、初めての感触に背中が反り返る。

「ひゃうん! あっ……すごぉい……チンポがドクドクいって……あふっ……」

 勢いよく射出された奏自身の精液は彼の胸元まで届いた。ベタつく白濁液を王月にシーツで拭われながら、今日あと何回イカされてしまうのだろうかと考え、期待で未だ硬いままの男根を締め付けた。


美少年メイドの奏者


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